生活の中の化学物質

ロハス生活・Lohas Life

現在の社会で化学物質とかかわらずに生活することは難しいです。ありとあらゆるものに化学物質が使われていています。人間社会の中で暮らす限り化学物質を避けるのには工夫が必要です。如何にして身体に取り込まれるか考えてみます。

  • ①呼吸器から入る吸入吸収
  • ②皮膚と粘膜から入る経皮吸収
  • ③口から入る経口吸収

これらの3本建ての経路から吸収して身体に蓄積してしまいます。②と③は自分で使わない事である程度はコントロールが可能です。①は極力避けようとしても人と関わる限り避けきれないものですので一番厄介です。

①呼吸器から入る吸入吸収

匂い分子と化学物質は吸い込んだ瞬間に、鼻腔内で脳と繋がっていて、直接の脳に影響する。危険から身を守るために嗅覚をつかさどる部位は脳の一部が変化したもので脳と直接に繋がっているのです。危険な匂いに脳が反応して、息を止めて逃げるためですが、吹い続けた場合は気を失ったり脳内伝達物質や認知機能、記憶領域に損傷が及ぶのです。

化学物質過敏症の人は人と会うときは柔軟剤やシャンプーや香水を控えてもらったり、タバコを吸う人には会わないないなどの対策が必要です。柔軟剤は特に危険で、含まれる香り成分はマイクロカプセルに包まれて、カプセルの中には匂いを吸着させる接着剤も入っています。マイクロプラスティックと人工香料をまき散らしていろいろな物に定着させる恐ろしい毒になっています。肺胞の奥まで到達して血液により身体中に運ばれ蓄積されます。排出は非常に困難で呼吸器疾患や認知症をひきおこします。

公共の場所や交通機関でも化学物質が揮発してガス、蒸気、粉塵、ヒューム、ミストなどの形で空中に存在しており、呼吸器から吸収する化学物質の量は非常に多いです。例えばデパートでは化粧品売り場やアロマ売り場からの空気が充満しています。スーパーマーケットでは洗剤や掃除用品のにおいが店中に充満しています。そのため、化学物質過敏症の人はそういう場所に行くことができなくなります。

化学物質過敏症の人は家の中でも気を付ける必要があります。ほかの家の洗剤のにおいが窓や排水管から入ってくることもありますし、家の家具などの接着剤などに反応することもあります。家具の選択には気を付け、化学物質がこもってしまわないように窓を開けて換気をしますが、外部からの匂いに気を付けながら換気します。空気清浄機を利用する際はイオンや化学物質の出る製品は逆に空気を汚してしまいますので気を付けましょう。フィルター機能のみを使用している製品がおすすめです。私はダイソンの空気清浄機を利用しています。PMの数値が気になるバンコクで家の中では気持ち良く生活出来ています。

②皮膚と粘膜から入る経皮吸収

吸収された化学物質は表皮を通り抜け体内に浸透して、殆どが解毒されずに骨組織、脂肪組織、各臓器に蓄積され、肌荒れや痒みをひきおこします。シャンプーを使い続けるとハゲや薄毛、白髪をひきおこします。体に使うものはすべて化学物質の入っていないものに変える必要があります。衣類も自然素材の物をEMで洗濯するのが一番良いです。皮膚から入った異物は皮膚から出そうとしてアトピーや湿疹になって教えてくれます。洗剤や化粧品などの安全性は検証する事なく販売されています。

③口から入る経口吸収

口からは食品添加物や農薬が摂取されますがある程度は肝臓や腎臓で無毒化されますが、無毒化できる量や種類は限られています。薬やサプリメントも化学物質です。無毒化するために臓器に大変な負担がかかり、がんの原因になったり、ミネラルやエネルギーが消費されて、免疫力もさがります。病気になりやすく体力無くなります。

食品添加物の安全性は動物実験で短期的な安全性しか確認されていません。単体の添加物の動物実験は少しは行われているようですが、長期に、何種類もの添加物を使った場合人体にどういう影響があるのかは実験がされていません。海外では禁止されているものが日本では禁止されていないのは、国の国民に対する責任の無さと日本の消費者の無関心さのでしょうか?企業と国は結びついています。食べても直ぐに影響が出ないからと摂取を続けると脳や皮膚、血液、臓器に損傷を与えますが、自分では気が付かず病気や癌になるまで食べ続けてしまいます。企業が作る加工食品を避け、オーガニックの野菜や低加工食品を自分で調理して食べる必要があります。

実際は①,②,③はつながっていることが多いです。たとえば洗剤を使うと皮膚から吸収されて呼吸で吸い込んで、食器に残った洗剤を食事と共に食べて、排水したものは水道水になったり、川や海で魚に取り込まれて、環境を汚してまた人間の口に戻ってくるのです。大型店などで多種類の洗剤が、天井まで積み上げられているのを見ると、これらがすべて人に使われて流されるのかと思うと気が遠くなるのはロハ子だけでしょうか?掃除や洗濯に使う洗剤類は安全を確認する義務がないのです。売っているから大丈夫ではないのです。メーカーはいかに汚れを落とすかで競争です。強い薬品をドンドン使います。どんな匂いを付けるかで競争です。消えない匂い、遠くまで飛んで行く匂いで競争です。マイクロカプセルに香料を詰め込んで香りを長持ちさせることができるのです。空中に飛んで弾けて、香料とマイクロカプセルのかけらが漂い、接着剤もつかわれているのでそこら中に付着します。焼き立てパンさんのパンの表面にもくっつきます。時間がたっても毒性が続く。やがては空にも海にも蓄積する。

自分の家の中にどれだけの化学物質がありますか?ロハ子はこんなものを使っていてはいけないと気が付いたときには段ボール箱一箱分の洗剤などを捨てました。化学物質を使わない生活を始めると人生が変わります。化学物質を使わない生活を少しづつ始めてみませんか?

ロハ子のブログでは実際にロハ子が使っているナチュラルな物を紹介していきます。例えばEM液は汚れを落とすことができるので、洗濯にも掃除にも使えて用途別のものはいらなくなります。

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